市街化区域内では用途地域が定められています。
用途地域によって建築可能な建物の種類・床面積などが建築基準法で定められています。
第一種低層住居専用地域などでは高さ制限や北側斜線制限があり、建物の配置計画や高さを検討しなければなりません。制限することにより住環境の保護を図っています。
用途地域の目的は建物の適切な建築を規制することで近隣住民やそこで働く人の健康・財産を守るためです。
たとえば自動車修理工場で一定面積以上のものは準工業地域か近隣商業地域にしか建てることができません。
自身の所有している不動産がどの用途地域にあるのかはよく調査した方がよさそうですね。
倉敷市は昭和46年から用途地域が変わっていないようですが、
人口が増加し続けることを前提にした計画によって市街地の面積が増え続けた結果、インフラ整備、維持のために年々費用がかかるようになり、税負担が増加していることを考えると環境を守りながら住みやすいまちづくりを行い、産業を育成し雇用を創出していく工夫が必要で用途地域に合った不動産の活用方法を検討していきたいですね!
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